やまぼうしの名前はこの落葉樹から付けた名前です。・・・ 店へ

学名は定かではありませんが、ヤマボウシと呼ばれてます。水木科の喬木で5〜6月にかけ枝一面に白い大きな花を咲かせ、遠くから群生してる花を見ると、白い帽子をかぶったように 山の上が真っ白になるところから、ヤマボウシと呼ばれるようになったとも言われます。 また、花の形が山伏の頭につけるかぶり物に似ているところから 山法師だ、と言う説もあります。

または、花の上に細い茎が伸び、その先端に付ける丸い実が 蚕が葉を食べる桑の木の実に似てるところから、ヤマクワとも呼ばれてます。主に本州の中部地方に分布し、標高800メートル 位の高さに自生し、富士山から箱根にかけて、雑木林の中に多く見られます。大きい物では、十数メートルもの大木になり五月の 終わりから約一ヶ月もの長い間、直径5〜7センチ程ある真っ白い可憐な花を咲かせます。

中には希にピンクの花も有りますが梅雨の時期、深い緑の中に真っ白く咲く花は 暗い 雨の日でも 森の中を明るくし辺りの景色を生き生きと引き立ててくれます。 白い花は清楚で可憐、ピンクの花はとても華やかです、また秋には実も葉もとても鮮やかな赤に染まります。 やまぼうしという店の名は、この花の美しさに惹かれて付けた名前というわけです。

花が沢山咲く年は、木全体が雪をかぶったように真っ白になります。 そして白い花に混じって咲くピンクはとても目立ち映えます。
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