朝霧高原と富士山五合目・・・・地図へ



朝霧高原、富士山の西側に広がる標高約700mの大草原で、富士を一周する中で最も富士の雄大さを感じさせる所でもあります。国道に沿って数キロにわたり広大な緑の牧草畑になってます。

大きく広々とした風景は これこそ本物の高原だと実感させてくれます。 見渡す限り続く緑の丘陵地には あちこちに乳牛が放牧され、とてものどかな雰囲気を味わう事ができます。

近くには高原の牛乳で作ったチーズやバターをはじめ、アイスクリームなどを販売するミルクランド、それから家族連れで賑わう牧場遊園地や パラグライダーのスクール、また田貫湖や 富士の雪解け水を利用したマスの養鱒所などもあります。

富士山五合目 、、、、富士宮から富士山スカイラインを約一時間半ほど上ると標高2400mの新五合目まで登る事ができます。ここには約200台ほど止められる駐車場があります。真夏のお盆の時期二週間ほどはマイカー規制により、スカイライン途中の水ケ塚公園駐車場に車を止めてバスによる登山となります。

富士山はこの新五合目辺りから森林限界になり、駐車場から上には小さな高山植物がちらほらと生えてるだけです。そして溶岩と焼けた火山灰の瓦礫の世界が広がり、遠くから眺める優麗な姿とはまた違い、富士の自然環境の厳しさを目の当りにすることができます。

駐車場から30分ほど歩くと、富士山のヘソでもある 宝永山の火口迄行く事ができ、運動靴とジャンッバーなどの軽装でちょっとしたトレッキング気分を楽しむ事ができます。 ここの一番は何と言っても低い気温と爽やかな空気です、下界ではうだるような暑さでも真夏の天国です。ガスがかかった日などは風邪をひきそうなくらい寒いのです。

よく晴れた日は少し丸みをおびた太平洋の水平線も見え、地球は丸いんだ、ということを実感できます。水平線の手前 には伊豆半島、キラキラと輝く駿河湾、西には幾重にも連なる南アルプスの峯峰など、変化に富んだ大自然の景色がとても奇麗です。時間が止まってるかと思うようなとても大きな景色です。

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